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ご挨拶

謹賀新年 令和6年(2024年)

 令和6年(2024年)となりました。今年の干支は甲辰(こうしん)です。
甲はよろいで、よろいをつけた草木の芽がその殻を破って頭を少し出したという象形文字。
すなわち、旧体制が破れて革新の動きが始まるということを意味している。

 また、辰は会意文字(二つ以上の漢字の形・意味を組み合わせて作られた文字)で、理想に向かって辛抱強く、かつ、慎重に色々な抵抗や妨害と闘いながら歩を進めていくという意味である。

 このことから、甲辰の意味するところは、ちょうど春になって、新芽が古い殻から頭を出すがまだ余寒が厳しくて勢いよくその芽を伸ばすことができない状況を表している。旧体制の殻を破って革新の歩を進めなければならぬのであるが、そこにはいろいろの抵抗や妨害があるため、その困難と闘う努力をしながら、慎重に伸びてゆかねばならぬということとあります(『干支の活学』安岡正篤著)。

 確かに、未曽有のコロナ禍、そしてウクライナ戦争、さらにパレスチナ問題などなど、外部環境の変化による影響が極めて大きくなってきています。企業経営にとってはしっかりと対応していかなければならないときと思われます。

 一方、昨年は、阪神タイガースが38年ぶりの日本一となり関西を中心に大いに沸き立ちました。また、大谷翔平選手の1000億円超となるドジャース移籍の話題に興奮させられました。明るい話題も多かったように思います。そして来年4月には大阪・関西万博が開催されます。

 しっかりと芽を伸ばしていくべく、より一層の努力が重要となる年と感じております。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

加 藤 弘 之

謹 賀 新 年

 令和5年(2023年)もコロナ禍でのスタートになりました。
この数年で三密(密閉、密集、密接)回避行動やマスク着用が常態化していることで社会的に色々と弊害も出てきているようですが、コロナ感染による影響を考えると‥‥といったモヤモヤ感が続いています。

 さらに、昨年2月に始まったロシアのウクライナ侵攻による戦況はいまだ終わりが見えず、多方面への影響が深刻化してきています。

 このような状況を見ていくと、昨年の壬寅(みずのえ・とら)が干支学的に意味する「色々と発生した問題がぐんぐん伸びていく」の通りに進んだとの見方ができるようです。

 さてさて今年はどうなっていくのだろうか??と。
年始恒例の干支学の本(干支の活学)を調べてみると、今年は癸卯(みずのと・う)となっており、次のように解説されています。

 癸は物事の筋道を立ててはかる、考える、処理するという意味。卯はボウという音で、冒(ボウ・おかす)に同じく、また茆・茅(ボウ・かや)と同じ意味で陽気の衝動であるとあります。そこで癸卯は万事筋道をたててものを考え、処理してゆけば繁栄に向かうが、これを誤ると紛糾し動乱する意を含んでいるのだと言います。

 ところで、昨年末の「現代用語の基礎知識選 2022ユーキャン新語・流行語大賞」で「知らんけど」がトップ10入りしました。 しゃべった最後に「知らんけど」とつけることで、無責任っぽく、あいまいな表現とすることでコミュニケーションの潤滑油的な効果もあって日常会話において軽い感じでよく使われています。

 この点、今年の干支である癸卯の含意に照らすと再考すべきことなのかもしれません。
今年は筋道をたててものを考えて処理していく姿勢がポイントのようです。コロナ禍でストレスも積もっている状況だけに安易な発言や行動につながらないように、心のゆとりを意識していく年としたいものです。

本年もよろしくお願いいたします。

加 藤 弘 之

第17期のスタート

 今年もあと4ヶ月となっておりますが環境的には厳しい状況が続いています。新型コロナウイルスの発生から足掛け3年となりますがその終息にはまだまだ時間がかかりそうですし、他方ではウクライナでの戦闘状態も続いており世界中で交易面での影響が大きく出始めています。企業経営にとっても厳しい状況がしばらく続くことになるようです。

 弊社は2022年(令和4年)9月1日から第17期に入っています。〝コンサル監査〟(=監査アプローチに基づくコンサルティング活動(Audit-Based Consulting))を基本コンセプトとした会計コンサル業務を行っていますが、いまだにしっかりとしたビジネスモデルとして確立できていないことに不甲斐なさを感じております。ビジネスの基本は〝不〟の解消にあると言われます。弊社のビジネスがお客様の〝不〟の解消につながっているのかが問われていると考えております。

 コロナ感染の対策として3密(密集、密閉、密接)回避が言われてきましたが、他方で人と人との関係性の希薄化が問題にもなってきています。私どものような零細企業の活路としては顧客との〝密着度〟が一つのキーワードと思われます。このキーワードを意識して、如何に〝不〟の解消につなげられるかがポイントだとも考えております。

 さてさて、この一年間でどこまでカタチづくれるか!
今一度、原点に立ち返ってしっかりと取り組んでいきたいと思います。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

謹 賀 新 年

  令和4年(2022年)も引き続き新型コロナ(変異株)禍での幕開けとなりました。
活動は少し回復してきているようですが外出時のマスク着用はほぼ常態化しており、元に戻るまでにはまだしばらくかかりそうです。

 昨年はコロナ感染の不安のなかで生活様式の変化が進んだように思えます。テレワークが話題になりオンライン会議や在宅勤務が一般化して、出張や宴会等の三密リスクは避けられるようになってきました。他方で対面型の活動が制限されることによる問題も出始めています。人と会ったり食事をしたりといった行動への制限は社会活動にとってかなりのストレスであることは間違いないようです。

 そんな中、無観客とはいえオリンピックが一年遅れで実施されたことは、結果としてよかったのではないかと思います。また、アメリカ大リークでの大谷翔平選手の大活躍もありました。いずれもテレビ画面越しではありますが大いに気分が高揚したものです。

 さて、今年はどんな状況になっていくのでしょうか?!例年に倣って干支から探ってみたいと思います。

 今年の干支は壬寅(みずのえ・とら)です。
干支学からいうと『壬』は「孕む」、すなわち「妊」の姿であり、また「荷う・事に当たる」意の「任」を表しているとのことです(干支の活学(安岡正篤著))。このことから、昨年の『辛(かのと)』で「自新・更新することを断々乎として実行していかなければならない」ということが、さらに大きく問題化していくことを意味していると思われます。

 また、『寅』は何を意味するか。「寅」の字の真ん中は「手を合わせる、約束する」象形で、下の八は人であり「敬(つつし)む」の意がある。また、「演」に通じて「進展」を意味するといます。このことから、志を同じうするもの相約し、敬んで時務を進めなければならないとあります(同著)。

 よって、『壬寅』の教えは、昨年の教訓である「断々乎として自新・更新してゆかねばならないこと」がいっそう増大して、そのために任務・仕事がますます惹起してくるので、
協力一致して、自新・更新の活動を進めていかなければならない年といえるようです。

しっかりと、為すべきことを為す!一年にしていきたいと思います。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

お陰様で15周年

10周年記念マーク

 2021年(令和3年)9月1日、お陰様でエクジット株式会社は15周年を迎えました。
これもひとえに皆様のご支援とご厚誼の賜物と深く感謝し御礼申し上げます。

 かつて日経ビジネス誌の記事で『会社の寿命30年説』が話題になりました。
このことは、その後の東京商工リサーチの調査報告で、企業が倒産した場合の主要産業別平均寿命が平均23.9年だとされて『会社の寿命30年説』の裏付けにもなり、企業に変革への危機意識をもたらすものとなっています。

 確かに、企業も人間と同じような成長サイクル(創業期⇒成長期⇒成熟期⇒衰退期)をたどることが知られていますが、企業の成長サイクルはその企業の事業(商品・サービス)のライフサイクルでもあります。よって、企業を永続させるためには常にメンテナンスが不可欠であり、変革によって新しいライフサイクルへの移行が可能となります。

 設立15年というとIPOを目指すようなベンチャー企業なら成長期真っ只中のときなのでしょうが・・・・・。残念ながら現実は全くスピード感が足りておらず、いまだに創業期の課題である資金、ブランディング、認知の拡大、顧客の確保といったことに四苦八苦しております。

 その昔、人間でいうと15歳は大きな区切りの時であったようです。
男子では数え年の15歳になったころ「大人になる」「一人前の男になる」元服の儀式が行われていました。また、「子曰く・・・」で有名な論語には、孔子が晩年に一生を回顧して人間形成の過程を述べた最初が「吾十有五にして学を志す」となっています。

 当社も設立15年を迎え次の段階に移行していかなければと気持ちを新たにしております。
事業のライフサイクルを意識しながら、当社は「何をする会社、何で貢献する会社なのか?」 ということを今一度しっかりと考えて業務に取り組み、社員一同、一層の努力を行い皆様のご愛顧にお応えしていく所存であります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

謹 賀 新 年

 2020年(令和2年)、オリンピックイヤーの幕開けです。

 令和3年(2021年)はウイズコロナで新年を迎えることとなりました。

 昨年の春先に発生したコロナウイルス感染症が、その後には緊急事態宣言が出されるまでに拡散し、外国においては都市封鎖ロックダウンとなるところも出るという重大事態となった一年でした。期待された東京オリンピック・パラリンピックも今年に延期されましたが、コロナ禍の影響はまだまだ終息に程遠く苦難の状況が続きそうです。

 今年の干支は辛丑(かのと・うし)となっています。
『辛』の意は、前年の庚(かのえ)を受けて、『更新することを断断乎として実行してゆかなければ、必ず殺傷を含む、からい目、つらい目に遭うぞ』ということだとか。
したがって、断乎として斎戒し、自分の心を改めて、自新・更新してゆかねばならないのだといいます。
 また、『丑』は母のおなかにいた嬰児が体外へ出て、右手を伸ばした象形文字であるといいます。今まで曲がっていたものを伸ばすというところから、「始める」「結ぶ」「掴む」という意味を持っているそうです(「干支の活学(安岡正篤著)」)。

 昨年はコロナ禍の中、テレワーク、在宅勤務、オンライン会議など仕事環境が大きく変わりました。そして、DX(デジタル・トランスフォーメーション)なる言葉もよく聞かれるようになり、新しい常態(ニューノーマル)に向けての意識が高まっています。

 今年はこれらの動きを受けて、しっかりと、本気になって変革していく年になるのでしょう。私どももサービスの変革に向けて、昨年の大ヒット〝鬼滅の刃〟にある『全集中の呼吸』で精進して参りたいと存じます。今後ともよろしくお願い申し上げます。

第15期のスタート

 令和2年(2020年)9月1日から当社は第15期に入ります。

 前期の後半は新型コロナウイルス感染症による感染者や死亡者が世界中で増加していき大混乱となりました。その結果、日本でも期待された東京でのオリンピック開催を延期せざるを得ない状況となっています。現在でもウイルス感染のリスクは収まっていませんが、世の中の動きはウイルスと如何に共存していくかを模索しているところのようです。

 世の中は〝新しい生活様式〟と言われる行動への変革が求められ、企業もこの環境の変化にどう対応していくかが試されています。先の見えない状況下ではコロナ、コロナとマイナス影響の話題は尽きませんが同時に次への一手を考えていかないといけないようです。

 このような時期でのスタートだけに、今期は『何ができるか!?』『何をすべきか!?』を真剣に考え、行動し、しっかりと結果を出して次につなげる年度としていかなければならないと感じています。ワクワクする15周年を迎えるためにも『考動とチャレンジ』の年度としてまいります。今後ともよろしくお願いいたします。

謹 賀 新 年

 2020年(令和2年)、オリンピックイヤーの幕開けです。

 昨年は、日本国、日本国民にとっての一大イベントである明仁天皇陛下の生前ご退位が行われ、皇位継承により徳仁天皇陛下のご即位で元号も改まって『平成』から『令和』へと変わりました。
 また、ラクビーワールドカップがアジア初、ティア1(強豪国)以外で初となる日本での開催となり、日本代表選手の大活躍に日本中が大いに盛り上がりました。
 今年は、56年ぶり2回目となるオリンピック、パラリンピックの日本(東京)開催となりますので、昨年以上のエネルギーの高まりが好景気へとつながることを期待したいものです。

 今年の干支『庚子(かのえ・ね)』の意味を調べてみました。
 『庚』は十干の7番目で、『更』という字に通じて、植物の生長が止まって新たな形に変化しようとする状態を指すのだと。
 『子』は十二支の始まりで「ねずみ」をイメージしますが、本来、十二支は植物の成長過程を表したもので種子の中に新たな生命が萌し始める状態を指しているといいます。
 そして、十干と十二支の組み合わせである『庚子』は、「庚:金の陽」と「子:水の陽」で相性(そうせい)のいい関係になるようです。
 これらのことから2020年(令和2年)は〝始まりの年〟と言えそうですが、単なるゼロからのスタートというのではなく、これまでの経緯があって、その上でさらに改めていくという継続からの更新のイメージの年になるようです。

 オリンピック、パラリンピックでの選手たちの活躍は、必ずやそれを見ている人々に感動と興奮をもたらすことでしょう。また、世界中から多くの人々が集まることでも活気が出ます。このようなオリンピックイヤーの気運の高まりをしっかりと活かせるよう、弊社は、
モニタリングを通じた内部統制の整備支援業務の更なる品質向上に努め、お客様に満足いただけるサービスの提供に努めて参ります。
 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

令和初、第14期のスタート

当社は令和元年9月2日(月)から第14期事業年度となります。

令和スタートの初事業年度になります。
西暦で表せば2019年の一過程に過ぎず何ら変わることもないのですが、『平成』から『令和』へと元号が変わったことを何らかの切り替えの契機にしたいと思ったりするところが日本人的な気持ちなのかもしれません(笑)。

来期がちょうど第15期という、ある意味区切りいい年度となることを思うと、当期はそれに向けての助走期間であるととらえています。しっかりとした助走なくしていいジャンプはできません。当社としては、この助走期間においてすべきことを当社の中核商品サービスである『コンサル監査』の充実、整備であると考えています。

『コンサル監査』は、ビジネスリスクコンサルティングの視点で監査アプローチによる手続きを実施し、お客様に価値のあるフィードバックを行うことを目的とした取り組みであり、特に中小・中堅会社向けのサービスであります。

私どもは、この『コンサル監査』により企業の持続的成長をサポートしていくことを通じて、世の中に貢献していくことができる存在になるべく、日々研鑽、精進していかなければならないと思っているところであります。

今後ともよろしくお願いいたします。

令和のはじまり

5月1日から新しい時代が始まりました。明仁天皇陛下の退位そして徳仁新天皇陛下の即位により、元号は『平成』から『令和』へと変わりました。

即位の儀式である『剣璽等承継の儀』『即位後朝見の儀』をテレビ中継で観ながら
まるで新年を迎えたような気持ちになっていました。

そして、4日には新天皇陛下として初めての一般参賀に14万人超の人が即位をお祝いに訪れたと。これは平成最後の年始の一般参賀に15万人超の人が訪れたときに次ぐものとなったとも。

令和のスタートは各地でもお祝いムードが高まったものとなりました。
いい運気にはうまく乗っていくことが大事だと思います。

まだ年の半ばではありますが新しい時代に向けての戦略を構想するにはちょうどいいGW休暇であったように思います。

退位された上皇陛下が常に『象徴』性についてご自身の在り方を模索し続けている姿がテレビでも紹介されていました。このことは新天皇陛下にとっても間違いなく引き続き重要なテーマになっていると思われます。

私どもの立場に置き換えるならば、企業としての存在意義についてしっかりと考え、使命感をもって日々の業務に取り組んでいくことが大事であるとの教えともなります。

新しい令和の時代に心新たにチャレンジングな活動を行っていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

第13期下期のスタート

 早いもので3月に入りました。一月往ぬる、二月逃げる、三月去る、とよく言われますが、毎年、この数カ月はあっという間に過ぎていきます。

 三月は卒業シーズンでもあり、新たなステージアップを迎える時でもあります。来年卒業予定の大学生にとっては、経団連ルールでの最後の就活が解禁になっていて忙しい時期に入っているようです。

 当社にとっては今月から下半期に入ります。今年はこの期間に、『平成』から『新たな年号』への改元時期が含まれることになります。新天皇即位のお祝いもあって4月末から5月初めにかけて最大10連休となる予定とも。

 ビジネス的には稼働日数が減って厳しい面もありますが、ここは、『平成』での締めくくり期間(3~4月)と『新年号』でのスタートアップ期間(5~8月)と、区切りをつけて動いていくのには好都合と考えることもできます。

 中期3カ年計画の初年度でもありますのでしっかりチャレンジしていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

謹 賀 新 年

 平成31年(2019年)がスタートしています。今年は年初から熊本で地震があり、ちょっと不安なスタートになりました。なんでも亥年には地震がよくあるとも言われているようで、そういえば、阪神・淡路大震災があった年も亥年でした。昨年を表わす漢字は『災』でしたが、今年は転じて『福』としたいものです。

 今年は色々と話題が多い年でもあります。何といっても天皇陛下の退位により『平成』が終わることは大きいでしょう。また、春には統一地方選挙、夏には参議院議員選挙がありますが、統一地方選挙があるときの参議院選挙では自民党が弱いともいわれています。
秋にはラクビーW杯が開催され、さらに、10月からは消費税が10%にアップします。
さてさて今年はどんな年になるのでしょうか・・・・。

 今年の干支は己亥(つちのと い)ですが、これを調べてみますと次の通りでした。
十干の『己』は、6番目に位置していて生命エネルギーが最も強い時期であると。
十二支の『亥』は最後の12番目に位置していて、生命が一巡して地面に落ちた種が土に埋もれて次世代の生命につながっていく時期であると。

 また、己と亥の関係は相剋(土剋水)の関係で、土が水を濁らせ、溢れようとする水の流れを止めてしまう関係にあるのだとも。

 このことから、今年は次への準備期間であるにもかかわらず(亥)、生命エネルギーが高いため(己)、不用意な行動により思わぬ落とし穴に落ちてしまうリスクがあるのだと説明されています。

 落とし穴に落ちないように、逸(はや)らず落ち着いて、しっかりと足元を見て、固めて進んでいくことが大事なようです。急がば回れ(Slow&Steady)で精進して参りたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

第13期事業年度について

 まだまだ暑さが残る日々ですが、朝晩には秋の気配も感じられるようになってきました。当社は、平成30年(2018年)9月1日から第13期事業年度をスタートしています。

 前第12期は〝12〟という数字から区切りの年ととらえて動いてきました。そして、第13期は〝12+1〟という意味で新たなステージでのスタートであると捉えています。

 そもそも13という数字は日本では縁起のいい数字のようです。
『十三参り』という行事があります。
数え年で13歳になった男女が十三仏信仰の13番目、満願成就の仏様である虚空蔵菩薩にお参りして、知恵と幸福を授けてもらう伝統的な習慣です。

 かつて13歳というのは、男子は『元服』、女子は『髪上げ』という成人の儀式を行う年齢でした。また、12年周期での自分の干支が初めて一巡した廻り年となります。

 当社としましても当期を一人前の組織としていくための元服の年度と位置付けて、心新たに、より一層の精進をしていきたいと思っております。
今後ともよろしくお願い致します。

残暑お見舞い申し上げます。

 今年は例年になく厳しい暑さが続き、生命の危険さえ叫ばれる状況にもなっています。

 地震の頻発や局地的な豪雨、時季外れの迷走台風と、異常気象の不気味さを感じてしまいます。人類の発展の歴史が自然環境に与えてきた負の累積的影響の結果なのでしょう。

 世の中の全てには『原因と結果』があるもの。今の状況(結果)は過去の行動(原因)によるもの。そうであれば当然のこととして、過去が変えられない以上、将来の良い結果を得るためには、原因となる今、現在の取り組みがすべてとなります。〝今〟でしょう!

お陰様で弊社は今月末が第12期決算日となります。お盆が明けて残すところあと半月、しっかりと締めくくりたいと思います。

平成30年晩夏

謹賀新年

 2018年(平成30年)がスタートしました。やはり、年始には『今年をどうしていこうか!』といった特別な感情が沸き起こるものです。

今年は干支でいうと戊戌(つちのえ・いぬ)年ということで、その意味を調べてみました。

『戊』は茂に通じていて、植物が繁茂して生命サイクルのピーク状況であり、それゆえ、枝葉が繁雑となっていて風通しが悪くなっている状況であるから、剪定して風通しを良くする必要があるときだと。

また、『戌』は滅に通じていて、植物が枯れていく状況だと。ただ、翌年以降の亥⇒子年が生命エネルギーを内にためていく(いる)状況とのことなので、今年は次に繋げるための転換期であるとも。

このことから、今年は次に繋げるためのリセットの年、変化の年といえるようです。

 今年は明治維新から150年目であるとともに、平成の世の最終章を迎えつつあるときであり、時代の転換期となっています。

また、今年に創業100周年を迎える企業が1760社あるそうですが、正に大きな節目のときを迎える企業が多いことに驚きます。

今年、戊戌年がその時であることにも意味ありげな気がします。

 新しいものを入れるためには、一旦(コップを)空にしなければいけません。

一時、断捨離という言葉が流行りましたが、不要なものを捨てることが環境整備のスタートであることは、5S運動(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)の基本でもあります。

 私どもも、今年は現状をしっかりと見つめ直して環境整備に努め、少しでも世の中のお役に立てるように、より一層精進して参りたいと思います。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

第12期事業年度について

 お陰様で2017年(平成29)年8月31日をもって、10周年(第11期事業年度)を無事に終えることができました。

 9月1日からは第12期をスタートしています。

 10周年(第11期)の次の年度だけに、流されないように、当期の位置づけを明確にして進んでいきたいと思っておりますが、この「12」という数字は不思議な意味合いがあるようです。

 身の回りにも「12」に関わることが結構多くあります。1年は12カ月、時計の12表示、1ダース、12縁起、十二支、キリスト12使徒、オリンポス12神などなど。

 人間は古代から「12」という数字との関りが深かったようで、時の流れ・体系に関しては12進法が基本となっているようです。その意味では第12期は締めくくりの年度ということになります。一区切りとなる10周年の後仕舞いとしての意味も込めて、改めてしっかり足元を固める年度にしたいと存じます。

 これからもより一層の研鑽を積み、少しでも皆様のお役に立てますように努めていく所存であります。今後ともご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。

エクジット株式会社 加藤弘之 写真

エクジット株式会社 代表取締役 公認会計士 加藤弘之

公認会計士加藤弘之のブログ

エクジット株式会社は、
2016年(平成28年)9月1日で設立10周年を迎えました。

 これもひとえに皆様からの温かいご支援の賜物と心より感謝申し上げます。

 10年前と言えば、ちょうど『内部統制』が話題になり始めた頃で、2008年(平成20年)4月より上場会社に内部統制報告制度(いわゆるJ-SOX)が適用されるということで各社がその体制づくりに動き始めた時でありました。

 私どもの基本姿勢は『経営の磨き・承継(ステージアップ)を支援する』ことであり、アドバイザリー監査&コンサルティングによってサポートしていこうと考えております。

 また、『内部統制は社長の想いを実現する仕組みである』と捉えており、内部統制の整備は企業の成長、企業価値の向上に重要かつ不可欠であることから、内部統制の整備を重要なテーマとして取り組んでまいりました。

 これからも、会計の専門家として、知識、経験を活かしてお客様企業の信頼にお応えし、企業価値の向上に貢献できるようしっかりと研鑽していきたいと思っております。

 10周年記念マークを作成しました。

  当社がこれからも成長していくイメージを、ロゴマークになっているツバメが軒下から巣立って大空に向けて飛び立っていく姿で表現しています。

 今後ともよろしくお願い申し上げます。

10周年記念マーク