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エクジット通信 2013年6月 Vol.9
税務関係のトピック
事業承継税制について
平成25年度税制改正により事業承継税制(非上場株式の相続税・贈与税の納税猶予制度)が拡充され、利用しやすくなりました。
主な改正点は以下のとおりです。
現 行 | 改正後 | |
---|---|---|
事前確認の廃止 | 制度利用前に経済産業大臣の事前確認を受ける必要あり | 事前確認を受けていなくても制度利用が可能 |
親族外承継 | 後継者は現経営者の親族に限定 | 後継者は親族に限らない |
雇用8割維持要件の緩和 | 雇用の8割以上を5年間毎年維持 | 雇用の8割以上を5年間平均で評価 |
納税猶予打ち切り
リスクの緩和 |
要件を満たせず納税猶予打ち切りの際は納税猶予額に加え利子税の支払 | 利子税率の引き下げ(2.1%→0.9%) 承継5年超で5年間の利子税免除 |
役員退任要件の緩和 | 先代経営者は贈与時に役員を退任 | 代表者を退任(役員として残留可) |
債務控除方式の変更 | 先代経営者の個人債務や葬式費用を猶予の対象となる株式評価額から差し引き、猶予額が少なくなる | 個人債務等は、個人財産から差し引くため、個人債務により納税猶予額が少なくなることはない |
管理関係のトピック
見えないコスト~ダメな会議について
会議は重要な業務ですが、会議に対するコスト意識がしっかりしている会社は少ないのではないでしょうか?
会議コスト=
一人・時間当たり人件費×参加人数×所要時間×回数
(準備時間を含めると、さらにコストが膨らみます)
多大なコストがかかっているにもかかわらず、『会して議せず、議して決せず・・・・』といった状況になっていることが多いのではないでしょうか?
よくあるダメ会議をまとめてみました、心当たりがありませんか!?
①予定時間に始まらない(終わらない)。
②ダラダラで何も決まらない(議長や特定の人の一人しゃべりとなる場合も)。
③会議の目的がはっきりしていない(報告、意見交換、問題解決・・・)。
④事前資料がなく口頭説明のみ、逆に資料が多すぎる場合も。
⑤前向きな意見・アイデアが出ない。
⑥参加者が多すぎる。
⑦次の行動がはっきりしない(動けない)。
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