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エクジット通信 2015年4月 Vol.31
税務関係のトピック
ふるさと納税がしやすくなりました
ふるさと納税は、自分のふるさとや応援したい自治体に寄付すると、所得税と住民税が一定の上限まで控除される制度です。寄付した自治体から特産品などのお礼が届いたりするため、寄付額が増加しています。平成27年の税制改正により控除限度額が引き上げられ、4月1日以降の寄付は手続も簡素化されたため(ワンストップ特例)、利用しやすくなりました。
①控除限度額の引き上げ
寄付額のうち、2,000円を超える部分が所得税、住民税から控除されますが、控除限度額が住民税額の1割から、今回の改正で2割に引き上げられました。
総務省HPによると、年収600万の家庭で夫婦(妻:専業主婦)、高校生の子供の一人の場合、控除限度額の目安は、35,000円から70,000円となります。この改正は、平成27年1月にさかのぼって適用されます。
たとえば、50,000円寄付した場合、
従来は、35,000円の控除(50,000-2,000=48,000>35,000限度)
改正により、48,000円の控除(50,000-2,000=48,000<70,000限度)
となります。
②手続き面の簡素化
これまで、控除をうけるためには確定申告をする必要がありましたが、平成27年4月1日以降の寄付については、「ワンストップ特例」が新設され、確定申告不要のサラリーマンなどは、確定申告をしなくても寄付先の自治体から居住地の自治体へ通知が行われるため、控除がうけられます。ただし、寄付先は5自治体までとなります。
管理関係のトピック
まずは聞く力を磨きましょう!
人事異動や新卒者の入社で職場の空気も新鮮さが感じられる季節ですが、業務上の混乱が起こりやすくなるのもこの時期ではないかと思います。新しい環境だけに仕事のやり方など分らないことも多く、先輩社員などは何かと質問され、雑なやり取りになってしまうことも・・・・(笑)。
そんな状況でよく見かけられるのが「ながら聞き」でしょう。
また、会議の場面でもよく見かけられる光景ですが、発言者に対してうなずくなどの反応を示す人は少なく、無反応でもっぱら手元の資料に目を落としているとか・・・・。
聞き手の態度が話し手に与える影響は大きいと言われます。コミュニケーションが大切と言われるだけに、以下のような聞き方をチェックしてみてはいかがでしょうか。
・頷いたりして相手の話に興味を示す
・話しかけられたら手を止めて相手に完全に注意を向ける
・相手が完全に話し終わるまで待つ、途中で口を挟まない
・相手が言おうとしていることを先取りしない
・自分と考えの違う人の話も興味深く聞ける
・相手の立場に立ってものを考えるようにする
・相手の言っていることを確認しながら聞く
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